カッテージチーズの特徴
カッテージチーズは脱脂乳などから作られるので、白く脆い外観をしています。味的には淡白ですが、わずかな酸味とさわやかな風味があるます。水分は約80%も含んでいます。
一部の国を除いては、そのまま食べるのではなく、サラダに使うドレッシングにするか、サンドイッチや洋菓子などに使われます。
また、酢やレモン汁を牛乳に加えて凝固させてから水洗いし、酸味を抜いて水を切る方法で作れ、これなら家庭でも比較的簡単に作れます。更に脱水して凝固後に布巾などでくるんで、重石を載せてもっと脱水し、成形したものもあり、これはパニールと呼ばれる食品になって、インドやパキスタンなどのアジア諸国で多く食されています。
また、南アジアの旧英国植民地であったインドやスリランカなどでは、チーズではなくヨーグルトの意味で使われているようです。日本でも北海道などでは、カッテージチーズのことを「牛乳豆腐」などとも称しています。
食材としてのカッテージチーズはヘルシーで、プロセスチーズやカマンベールチーズの約3分の1程度のカロリーしかなく、塩分、脂肪分も少なくなっています。ただし市販品の場合は、その性質上プロセスチーズよりも割高になっています。
さて、そうなってくると、一層自宅で作れるなら作ってしまおうという気になるかもしれませんね!